東海道新幹線は保守用車両同士が衝突し脱線した影響で、一部区間で運転の見合わせが続いています。運転再開のめどは立っておらず、復旧作業は夕方まで続く見通しです。
愛知県蒲郡市の上空から撮影した、東海道新幹線の上り線の映像では、保守用車両同士が衝突し脱線していて、車体の一部が押しつぶされている様子も確認できます。
衝突から8時間近く経ちますが、午前11時40分現在も復旧作業が続いています。
線路にかかる歩道橋からは、線路で車両が斜めになっていて、脱線しているのが確認できます。
追突した車両は、名古屋方面から進んできたとみられています。
現場は東海道新幹線の豊橋~三河安城の間の上り線で、JR東海によりますと22日午前3時半過ぎ、線路に敷くための石を積んだ保守用車両が、線路上に止まっていた別の保守用車両に追突し、双方の車両が脱線しました。
いずれの車両も自力で走行できなくなったということです。また、追突した車両の運転士1人が額を切る軽いけがをしています。
東海道新幹線は、午前11時40分現在も名古屋~浜松間の上下線で運転の見合わせが続いていますが、復旧作業は夕方まで続く見通しで、全線での運転再開のめどは立っていないということです。
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