去年12月、京都市で高齢男性が殺害された事件で、京都地検は自衛官の男に刑事責任能力があると判断しました。

 去年12月、京都市東山区のマンションで岡田好次郎さん(当時82)が殺害された事件で、京都地検は陸上自衛官の水島千翔被告(21)を殺人などの罪で起訴しました。検察は水島被告の刑事責任能力を調べるため、約3か月半、鑑定留置した結果、刑事責任を問えると判断しました。

 水島被告はマンションの階段の踊り場付近で、岡田さんの腕を引っ張るなどして転落させ、包丁で背中を複数回刺して殺害した罪などに問われています。

 事件後、東京で身柄を確保された水島被告は「逮捕されていなかったらまた人を殺すつもりだった」という趣旨の供述をしていました。

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