自民党の石破茂元幹事長が、21日、地元鳥取市で講演会を開き、高まる党総裁選出馬への期待に対し、「決断する時にお話すべきは地元の人」と述べ、決断が迫っていることを滲ませました。

石破茂元幹事長67歳は衆議院鳥取1区選出で当選12回、自民党総裁選には過去4回挑戦しました。

政治資金パーティー問題などで岸田政権の支持率が低迷する中、「次の総理は?」との世論調査では、常にトップランクに位置し、地元で開かれたこの日の講演会は満席。
タイトルの「どうする日本」も「どうする石破」ではないかと期待感で膨らみました。

石破茂元幹事長
「何か決断するときにお話しすべきは地元の皆様、自分を国会議員の立場においてくださった方々の思いにきちんと応えられるような決断をしなければならない。」

総裁選出馬に直接触れる発言はありませんでしたが、原点と位置付ける鳥取の人達に、決断の時が迫っていると滲ませました。

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