詐欺の被害金などの資金洗浄を請け負っていたグループが摘発された事件で、警察はグループの主犯格の男2人を再逮捕しました。
組織犯罪処罰法違反などの疑いで再逮捕されたのは、資金洗浄グループ「リバトン」のトップ・石川宗太郎容疑者(35)とナンバー2の山田浩輔容疑者(39)です。
警察によりますと、石川容疑者らは去年1月から8月にかけて、オンラインカジノの賭け金を含む約160万円を別の口座に移し替えて資金洗浄をした疑いが持たれています。
リバトンは傘下に約500社のペーパーカンパニーを抱え、資金洗浄のために約4000の口座を不正に集めていたとみられ、口座には少なくとも総額で600億円が入金されていたということです。
リバトンをめぐってはこれまでにメンバー15人が逮捕されていて、警察は主要メンバーの池田隆雅容疑者(38)を公開手配して行方を追っています。
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