20日、北海道新ひだか町の海岸で、4輪バギーで砂浜を走っていた55歳の男性がカモメと接触して転倒し、太ももの骨を折る重傷を負いました。

警察によりますと、けがをしたのは新ひだか町に住む55歳の会社員の男性です。

男性は20日、ひとりで新ひだか町の有勢内浜と呼ばれている海岸を自分が所有する4輪バギーで走っていたところ、午後2時ごろ、砂浜にいた数羽のカモメが飛び立ち、そのうちの1羽がヘルメットをかぶった男性の頭部と接触しました。

そのはずみで男性はバギーとともに転倒し、右の太ももを骨折しました。

男性は歩けなくなり、携帯電話も持っていなかったため助けを呼ぶことが出来ず、そのまま海岸にひと晩うずくまっていたところ、21日午前6時ごろ、たまたま海岸に来た漁業関係者に発見され救助されました。

現場の海岸は、すぐ横を国道も通っていますが、道路からは見えずらい場所に倒れていたため、発見されるまで時間がかかったということです。

警察は、カモメと接触した当時の状況を調べています。

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