プレジャーボートが行方不明となって一夜明けた21日朝、富山湾で無人の漂流船が見つかりました。乗っていた62歳男性の姿はなく船内には釣り具などが残されていて、伏木海上保安部は男性が転落した可能性があるとみて周辺海域の捜索を続けています。

行方がわからなくなっているのは、富山市に住む自営業、嶋田勝利さん(62)です。

20日夜「富山市岩瀬カナル会館を朝の4時に出港したプレジャーボートが帰ってこない」と嶋田さんの妻から伏木海上保安部に118番通報がありました。

巡視船「やひこ」と巡視艇「たちかぜ」、新潟航空基地のヘリコプターで捜索したところ、一夜明けた21日午前5時18分ごろ、宮崎鼻灯台の北約23キロの海上で漂流しているプレジャーボート「明海丸」を発見しましたが、乗っていた嶋田さんの姿はありませんでした。

明海丸(提供:伏木海上保安部)

船内には嶋田さんのものと思われる釣り具などが残されていて、伏木海上保安部は嶋田さんが船から転落した可能性があるとみて、周辺海域を捜索しています。

プレジャーボート「明海丸」は長さ5.7メートル、幅2.14メートルのモーターボートで富山市の自営業、嶋田勝利さん(62)が乗っていました。

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