◆いよいよペナントレースも折り返し点

プロ野球は23日、24日にオールスターゲームが行われる。19日からの3連戦が前半戦最終カード。2005年以降はセ・パ交流戦が始まったため、シーズンの前半と後半の区切りの考え方が一つではなくなっている。オールスターまでで全日程の6割くらいは消化するため、前後半が半々とはいかないが、やはりオールスターを境にするのが一番明確だろう。

◆7月にやや勢いが衰えたが…

パ・リーグの首位ホークスは、依然独走状態。一時は、史上最速の優勝マジック点灯も夢ではない勢いだったが、さすがに7月に入って軽いバテが来たのか、19日までの14試合は6勝8敗と黒星が先行。それでも2位とは9ゲーム差がついていて、また元の2ケタに戻る可能性も。

◆最速で26日に点灯可能

さて、また「たら・れば」の話となるが、このままホークスが20日からオールスターを挟んでの3試合を3連勝、または2勝1分で行けば、他球団の勝敗次第では、オールスター明けすぐの26日にも、ロッテ対象の優勝マジック44か45点灯の可能性がある。

◆他球団の星取り次第だが…

マジック点灯は、この間、ロッテが2敗以上、日本ハムが1敗、楽天が1敗すると、この3球団の自力優勝が消滅することによるもの。ただし、20日の西武戦は、つい先日までチームメートだった野村大樹、蛭間の連続ホームランで、1回に先手を取られる苦しい展開となってはいるが、果たして…。

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