水俣病問題について環境省と患者・被害者団体が実務者レベルでの協議を開きました。

今年5月、水俣病の患者・被害者団体と伊藤環境大臣の懇談中、環境省の職員が団体側のマイクの音をしぼり発言を遮ったことを受け今月、3日間にわたって再懇談の場が設けられました。

その再懇談で団体側は、被害者への療養手当や離島に住む人への手当の改善などを求めました。

これらの要望の実現に向け開かれたのが、きのう(19日)の実務者レベルでの協議で、水俣病患者連合など一部の団体と環境省、県が非公開で話し合いました。

懇談後、患者連合側は今回の協議について、具体的な進展はなかったと不満の声をあげました。

環境省は今後、他の6団体とも協議する予定です。

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