4月の衆議院補欠選挙でほかの陣営の選挙活動を妨害したとして、東京地検はきょう(19日)、政治団体「つばさの党」の代表ら3人を公職選挙法違反の罪で起訴しました。今回で3回目の起訴となります。
公職選挙法違反の罪で起訴されたのは、政治団体「つばさの党」▽代表の黒川敦彦被告(45)と▽幹事長の根本良輔被告(30)、▽幹部の杉田勇人被告(39)の3人です。
東京地検によりますと、3人は衆議院東京15区補欠選挙の期間中、出馬していた▽参政党・吉川里奈氏の陣営と▽立憲民主党・酒井菜摘氏の陣営のそれぞれの選挙カーが東京・江東区内を走行していた際、車で執拗に追いかけたほか、拡声器を使って大音量で詰問するなどして、選挙活動を妨害したとしています。
また、黒川被告と根本被告は「日本維新の会」の金沢結衣氏が演説中、太鼓を近づけて連打するなどして選挙活動を妨害した罪でも起訴されました。
3人はこれまでに無所属の乙武洋匡氏や立憲民主党の酒井菜摘氏の選挙活動を妨害したとしてすでに起訴されていて、今回で3回目の起訴となります。
東京地検は3人の認否を明らかにしていません。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。