19日、札幌ドーム(札幌市豊平区)は、ネーミングライツについて「大和ハウス工業」と契約を結んだと発表しました。

北海道日本ハムファイターズが北広島市のエスコンフィールド北海道に本拠地を移転した後、経営に苦しんでいた札幌ドーム。

契約期間は4年間、契約金額は非公表

 新たな収入の確保を目指し、ネーミングライツ(施設命名権)を募集をしていましたが、19日「大和ハウス工業」と契約を締結し、愛称は「大和ハウス プレミストドーム」に決定したと発表しました。

契約期間は、今年8月1日から2028年7月31日までの4年間で、契約金額は非公表としています。

札幌ドームのHP

 ■札幌ドーム 山川広行社長
皆様に親しまれる地域のシンボルとなることを目指す当社にとって、非常に心強いパートナーに恵まれたと感じており、大変感謝しております。

■大和ハウス工業 芳井敬一社長
今後は、札幌ドームと連携し、スポーツや様々なイベントを通じて、「大和ハウス プレミストドーム」がもっと地域の方々に親しんでもらえる施設となるよう努めてまいります。

暗幕で仕切り規模を半部にする「新モード」

 ファイターズの移転で大きな収入の柱を失った札幌ドームは、新たな収入源としてドーム内を暗幕で仕切って規模を半分にする「新モード」の販売やネーミングライツを発売しましたが応募はなく、先月の株主総会で、赤字は当初想定した約3億円の倍以上となる6億5100万円だったことを明らかにしていました。

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