夏のレジャーが本格化するのを前に、海での事故を想定した海上保安庁と消防の合同訓練が福島県いわき市で行われました。
いわき市小名浜の松下海岸に集まったのは、海上保安庁の機動救難士と消防の潜水隊18人です。福島県内では、去年までの10年間に海の事故が51件発生し、15人が死亡または行方不明となっています。
訓練は「釣りをしていた人が岸壁から海に転落した」という想定で行われ、隊員たちは「波消しブロック」付近で行方不明となっている人を協力しながら探しました。
福島海上保安部・警備救難課 齋藤一世課長「万が一落ちてしまった時に浮くことができるように、ライフジャケットをしっかりと着用する。携帯電話を防水パックに入れて、連絡が取れるように」
海上保安庁では人が溺れていた場合、118番や119番通報をするよう呼びかけています。
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