海上自衛隊の隊員が潜水作業を行った際に支給される手当を不正に受給していた問題で、元海上自衛官4人が逮捕されていたことがわかりました。

海上自衛官による潜水手当の不正受給をめぐり、防衛省の担当者はきのう、立憲民主党の会合で、自衛隊内部の捜査機関である警務隊が元自衛官4人を逮捕していたことを明らかにしました。

4人のうち3人は懲戒免職となり、残る1人は依願退職しています。

防衛省は先週、手当の不正受給で65人の懲戒処分を発表しましたが、4人の逮捕については触れていませんでした。

その理由について、防衛省の担当局の幹部は調査が継続中であるものはその都度公表はしていないと説明する一方、「把握できた内容をできる限り詳しくお知らせすべきであった」とコメントしました。

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