「私たちは、会津若松ザベリオ学園高校ダンス部です!イエーイ!」

今回の舞台は、今年、創立90周年を迎えた会津若松ザベリオ学園高校です。

「ザベリオ」とは日本に初めてキリスト教を伝えたと言われている、「聖フランシスコ・ザビエル」のこと。

生徒の皆さんは校訓にある、「清く・明るく・強く」を実践しながら、日々、夢に向かって学園生活を送っています。

さて、この日も授業が終わるとダンス部の皆さんが練習場に集まります。

礼儀正しく、そして先輩後輩の上下関係を大切にするのが、ザベリオダンス部の伝統。そんなダンス部の始まりは今から15年前。

---上遠野先生「ダンスの同好会からスタートして、ダンスが好きな子が部活にしてダンスを頑張りたいということで、ダンス部が2009年に作られました。」

---上遠野先生「本気でダンスを頑張りたい子が、ザベリオダンス部に集まってきているので、みんな同じモチベーションの中で、上を目指して頑張れる団体なのかなって思います。」

---上遠野先生「もともとダンスを経験している子も多いのですけど、中学校の時にダンス部の発表を文化祭とかで観て、ザベリオダンス部に入りたいって思う子が多くて、ダンス部に入ってから先輩たちから基礎を教わって上達していく子が多いかなと思います。」

今年のダンス部は26名でスタートしました。

そのうち、12名はダンス経験が豊富で、中には10年以上のキャリアをもつメンバーも。

---長谷川さん「クラシックバレエを14年間やってて。」

---久我さん「HIPHOPを11年やってます。保育園の年長からです。」

---佐藤みづきさん「JAZZとHIPHOPを組み合わせたダンスを10年やってます。」

---佐藤さくらさん「主にガールズHIPHOPなんですけど、いろんなジャンルを13年間やってきました。」

他にも「よさこい」や「モダンバレエ」など、様々なジャンルのダンス経験者が集結。互いを尊敬し合い切磋琢磨しています。

一方こちらは、今年の春に入部したダンス未経験の1年生。

先輩たちに必死についていきますが・・・

---小沢さん、遠藤さん「初心者だから人一倍練習しないとなぁと。もっと頑張っていきたいなと思います。」

そして、こちらは去年までダンス初心者だった2年生のみなさんです。

日々の練習の中で、何度も何度も繰り返し練習しているのは、ザベリオダンス部伝統のダンススタイル。

---長谷川さん「ジャズとヴォーグを折り合わせた、フリースタイルダンスになっています。結構チカラ強い動きも多くて、大胆な振りも入れつつ、しなやかなターンとか手の動きで魅せられるように練習しています。」

これまでザベリオダンス部は、全国のダンス競合校と肩を並べながら、実力を磨いてきました。大会に出るたびにダンスの楽しさと共に、その奥深さを感じています。

---長谷川さん「一人一人踊り方が違うので、一人一人の振り付けの角度が違うだけで表現が変わってくるので、そこを合わせるのが一番難しい。」

ダンスを披露する場は大会以外にも、学校行事や地元のイベントなど様々。そして、どんな時も変わらないのは、全力でステージに立つこと。

---長谷川さん「観てる人に一番感動してもらえると、一番うれしいです。チームでダンスするときは、みんなの意識が合っていないとうまく出来ないことなので、みんながどう目標に突き進んでいるかを聞いて、みんなの目標を作って、『優勝』とか『誰かに伝えたい』とかを目指して頑張っています。」

想いや夢をダンスに込めて・・・仲間と一緒に全身で表現する。
その一瞬一瞬は、かけがえのない青春・・・。

---佐藤みづきさん「私にとってダンスは『人生』です。踊らない時間が無くなればいいなぁ。」

---4人組「ダンスは青春です!」

---長谷川さん「私にとってダンスは『個性』です。」

---3人組「ダンスは私たちにとって、たっきゃらもの(宝物)です!」

ダンスは単なるパフォーマンスではありません。
それは、情熱と努力の結晶。
だから観る人は感動します。
「清く 明るく 強く」
ザベリオダンス部はさらなる高みを目指します。

---部員全員「目指せ、東北大会2連覇!目指せ、全国制覇!頑張るぞ~!おぉ~!」

『ステップ』
https://www.tuf.co.jp/general?id=147
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年7月17日放送回より)

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