兵庫県の斎藤元彦知事を巡る疑惑が告発された問題で、県内の企業からコーヒーメーカーを受け取ったと指摘された幹部職員が7月17日、県議会の委員会に出席しましたが詳細な説明を避けました。

 17日、兵庫県議会の産業労働委員会で答弁に立ったのは原田剛治産業労働部長です。原田部長は斎藤知事のパワハラやおねだり体質などを告発した文書で、県内企業からコーヒーメーカーを受け取ったと指摘され、その後コーヒーメーカーなどを返却するのを怠っていたとして訓告処分を受けています。

 しかし、委員会での疑惑に関する質問に原田部長は「百条委員会の場で答える」として、詳細な説明を避けました。

 (原田剛治産業労働部長)「記憶に頼るところがあるので、あいまいなところもあるので、そういった場で答えさせていただきたいと思います」

 告発文書は今年3月、当時県の幹部だった男性によって作成され、告発内容を調査する百条委員会は7月19日に3回目が開かれる予定です。

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