徳島県の県立高校で剣道部の監督が遠征中の宿舎で飲酒し発熱した部員を病院に連れていけないなど問題を起こし、保護者などから退任を求める要望書が出ていることがわかりました。

 徳島県鳴門市の県立鳴門渦潮高校によりますと今年5月、剣道部の遠征中に部員が宿舎で発熱しました。監督の50代の男性教諭は宿舎で飲酒していたため病院へ連れていけず遠征先の他校の教諭が代わりに連れていったということです。

 また、男性教諭は他の部員に対し「ワシの言うことがわからんのは病気じゃ」などと言ったとみられ、部員が精神的苦痛を受けたということです。

 男性教諭は学校の聞き取りに「(飲酒は)気の緩みです」などと話しているということです。

 保護者と部員は監督の退任を求める要望書を提出していて、学校は男性教諭を剣道部の指導から一時的に外しています。

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