山形県米沢市の太陽光発電施設で大量の電力用ケーブルが盗まれた窃盗事件で、警察は複数での犯行も視野に捜査を進めていることがわかりました。


切断され、金属部分があらわになっているケーブル。

この事件は、米沢市内の太陽光発電施設から電力用ケーブルが切られ、盗まれたものです。盗まれたケーブルはおよそ4500メートル分で、被害はあわせて1900万円相当にのぼります。

今月12日に施設を訪れた職員が電気が通っていないことに気づき、通報したということで、警察では、異常がなかった8日の午前から12日午後までの間に盗まれたものとみて調べています。

警察の調べでは、施設を囲うフェンスにはカギがかかっていますが、切られて人が通れる状態になっていて、警察ではここから施設に侵入したとみています。

警察では、複数での犯行も視野に防犯カメラの映像を解析するなど、転売目的の窃盗事件として調べています。


今回と同じ様に、太陽光発電施設から電力用ケーブルが盗まれる被害は、県内では去年、6件確認されているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。