岩国高校坂上分校の神楽クラブが2年連続で神楽甲子園に出場することになり、学校でリハーサルが公開されました。
披露された演目は「三鬼」。誘惑に負けず、強い思いを持てば目標をかなえられるという心のあり方を、太夫と鬼の格闘で表現しています。
上演するのは山口県立岩国高校坂上分校、神楽クラブのメンバー14人。学校では去年から地元に伝わる神楽を地域学習に取り入れていて、生徒有志が課外活動として取り組んでいます。
今年は全員が高校に入ってから神楽を始めた生徒たちで、地元の神楽保存会に指導を受け、練習を重ねてきました。神楽甲子園は神楽に打ち込む高校生が一堂に集まる年に一度の神楽の祭典です。坂上分校は去年、初めて出場し、観客と一体となった演技で会場を盛り上げました。
16日の公開リハーサルでも大鬼が観客席に下りてきて、観客に手を振ったり握手を求めたりして見せ場を作りました。
大鬼を演じた浅田悠希さん(3年)
「神楽甲子園にいる人たちは自分よりももっと神楽を知っている人が多いので。鬼らしく頑張っていきたいです」
神楽甲子園は今月20日から2日間、広島県安芸高田市で開かれます
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