青森市で生後間もない赤ちゃんの遺体を自宅のトイレのタンクに遺棄したとして38歳の女が逮捕された事件で、赤ちゃんは死産ではなく、産まれたあとに亡くなったことが新たに分かりました。

この事件は7月10日ごろから11日ごろまでに、自宅アパートのくみ取り式トイレのタンクに生後間もない赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで、青森市金沢5丁目の無職、中野渡恵子容疑者(38)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。赤ちゃんはくみ取り式トイレのタンクの中に埋まった状態で見つかっていて、司法解剖の結果、死因は窒息死で産まれたあとに亡くなったとみられることが、警察への取材で新たにわかりました。また、赤ちゃんは妊娠7か月から9か月前後と推定され、出産してから数日から1週間程度経って亡くなっていたとみられるということです。こうした状況から警察は、殺人の疑いも視野に捜査を進めています。

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