893円と、全国で単独最下位となっている岩手県の最低賃金改正に向けて要請です。

労働組合団体の連合岩手の幹部らが16日、岩手労働局を訪れました。
16日は連合岩手の伊藤裕一会長が、岩手労働局の粟村勝行局長に、岩手県内の労働組合などから集められた最低賃金の改正を要請する職場決議1259筆を手渡しました。


要請では、県外への人材流出を防ぐためにも、現在893円と全国単独最下位となっている岩手県の最低賃金の引き上げなどを求めています。
粟村局長は、有識者や労働者、それに使用者の代表でつくる岩手地方最低賃金審議会に伝えると応じていました。(伊藤裕一会長)
「1259筆は過去最多の筆数となっている。それだけ今の岩手の最低賃金の状況、引き上げる必要があると。その思いをぜひ受け止めてもらい、今後の審議に生かしてほしい」

岩手県の最低賃金について議論する今年度の審議会は、7月5日に審議がスタートしていて、8月28日に答申が行われる予定です。

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