広島県福山市内の学校で、女子児童の下半身をカメラで撮影するなどしたとして強制わいせつなどの罪に問われた元市立学校教諭の男に、広島地裁福山支部は懲役4年6か月を言い渡しました。

判決文によりますと、元市立学校の男は、2019年11月から翌年1月まで6回にわたり、学校内で当時10歳の女子児童に対しスカート内に手を差し入れ、下着をずらしてデジタルカメラで動画や静止画を撮影したほか、2023年9月まで学校の教室で10歳未満の女子児童に対して下着を撮影するなどしました。

7月16日の判決で、広島地裁福山支部の松本英男裁判官は、「教師と教え子という関係性の中で行われた犯行であること。同一の被害者に対して犯行を繰り返していることを考慮すると、悪質」と述べました。

そして、「過去の犯行を顧みて、新たな犯行を思いとどまる機会が十分にあったにもかかわらず、犯行を重ねており、強い非難を向けなければならない」として、懲役4年6か月を言い渡しました。

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