リニアの工事をめぐり、環境保全対策を確認する国の会議の委員が、南アルプストンネルで行われているボーリング調査を視察し、調査は順調で湧き出る水の量に問題はないと評価しました。

国のモニタリング会議の委員らが視察したのは、リニアの南アルプストンネルの山梨県早川町内で行われているボーリング調査です。

この調査はリニアのトンネル工事に関連して地質や地下水を調べるもので静岡との県境から339m地点まで進んでいます。

視察した委員は「調査は順調に進み湧き出る水の量に問題はない」と評価しました。

国土交通省 モニタリング会議 矢野弘典座長:
「現在のところでは順調に行っているなと言うのが私の印象」

県境付近のボーリング調査は静岡県の前の知事が認めませんでしたが、「山梨県側に流れ出た水は返還を求めない」ことを前提に山梨・静岡・JR東海の3者で実施することが合意し、JR東海は調査結果を公表する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。