5月の夏場所を右ヒザの故障で休場し、東前頭十二枚目となった朝乃山。名古屋場所初日を白星で飾り、迎えた2日目は西前頭十三枚目の北勝富士と対戦です

立ち合い、激しくぶつかった朝乃山。一気に前へでて北勝富士を土俵際まで追いつめます。北勝富士が一度しのぎますが、朝乃山が巻き返しそのまま寄り切り。右ひざのけがの影響を感じさせない力強い相撲で連勝と好発進です。

取り組みを終えて朝乃山はー。

Q.前に出ようという気持ちが出ていたと思うんですが

朝乃山「(きょうは)途中まではちょっとダメでしたね。すごく(前に)出て負ける時が多かったですね。やっぱり出るときも食いしばって出ないとだめですね。伸びきった状態でいっているので、1回ひざを曲げて出ないと」

Q.勝って喜ぶのではなく内容にこだわっている?

朝乃山「白星は良いことですけれど、内容はよければあすにもつながりますし」

Q.けがしたところの不安は?

朝乃山「目の前の相手に集中するので精一杯なので、ひざは下がればやっぱり負担がかかるので、できたらさがりたくないですね」

Q.(けがをした)目の上、触られていましたけれど大丈夫ですか?

朝乃山「きょうはばんそうこうがフィットしなかったです。それだけです」

Q.新しい締め込みの、周りの反響はどうですか?

「いつも応援してくださる方とか、似合っているよと。そういう連絡をいただいた時とか、先場所見られなかったから、今場所見られてうれしいという言葉をいただきました。それが力になりますし」

Q.あすの相手(美ノ海)は?

朝乃山「僕は中高大で同い年ですけれど、高校相撲はめちゃくちゃ強かったんで、有名な高校ですし。本当に強かったイメージがあった」

Q.対戦するのは大学以来?

朝乃山「そうですね。稽古場の巡業でやった以来なので。同級生ですし、お互い燃えるものがあると思います」

朝乃山は3日目の16日、西前頭十二枚目の美ノ海と対戦します。

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