徳之島で、14日、2件の水難事故が発生し、女性(58)が死亡しました。

奄美海上保安部によりますと、14日午後5時半前、徳之島町の手々海水浴場で「人が溺れている」と118番通報がありました。

溺れたのは、ダイビングの講習を受けていた58歳の女性で、インストラクターに救助され、病院に運ばれましたが、およそ2時間後、死亡が確認されました。

女性は息子と2人で講習に参加しており、インストラクターと海面に浮上した際に体調不良を訴え、そのまま意識を失ったということです。

事故の原因について、奄美海上保安部で調べています。



一方、天城町の与名間ビーチでも、14日午後3時半すぎ、伊仙町に住む5歳の女の子が溺れる事故がありました。

一緒に来ていた父親がすぐに海から引き上げ、病院に搬送しました。

助け出した当初は意識不明でしたが、現場に居合わせた消防隊員が心肺蘇生したところ、意識が戻ったということです。

女の子はドクターヘリで県立大島病院に搬送され、手当を受けています。

女の子は、家族4人で与名間ビーチを訪れていて、両親が目を放した隙に見失い、溺れているのを母親が見つけたということです。

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