和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社で、日本三大火祭りの一つとして知られる「那智の扇祭り」が行われました。

 那智の扇祭りは年に一度、那智大社の神々が高さ6mの「扇みこし」に乗って、ご神体である那智の滝に里帰りをするという神事です。

 勢いよく燃える大たいまつは神々が通る道の穢れを払う役割があり、氏子たちが「ハーリャ、ハーリャ」と勇ましい声を上げて大たいまつを担いで神輿を先導します。

 7月14日は三連休の中日ということもあり、例年よりも多くの観客が詰めかけました。

 (観客)「迫力がすごくて、火の熱さも間近で感じますし、水しぶきも躍動感があった。炎ってあんなにきれいなんですね」

 訪れた人たちは祭りの炎の乱舞と那智の滝の迫力に見入っていました。

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