土砂崩れ現場付近で続く、流木などの除去作業=13日午前9時17分、松山市

 松山市で一家3人が行方不明となった土砂崩れで、愛媛県の中村時広知事は13日、現場の捜索で2人が見つかったと明らかにした。容体は不明。現場を訪れ、記者団の取材に答えた。  3人は90代男性と80代女性の夫婦と、その息子の40代男性で、土砂によって倒壊した木造住宅に住んでいたとみられる。現場では断続的な雨が降り、水分を含んだ大量の土砂が堆積。捜索は12日から夜を徹して行われた。  現場は国の重要文化財・松山城がある山の斜面の下で、幅約50メートル、高さ約100メートルにわたって崩れた土砂が住宅やマンションに流れ込んだ。


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