小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントを巡る健康被害の問題で、国の研究所が製品原料のサンプルを分析した結果、これまでに判明している青カビ由来の「プベルル酸」の他に、想定されない2物質を確認したことが19日、関係者への取材で分かった。厚生労働省と研究所は物質の特定を進めている。  プベルル酸は小林製薬の分析で検出された。人体への影響などが分かっていない物質のため、厚労省と国立医薬品食品衛生研究所(国衛研)が、同社から過去3年分のサンプルの提供を受け、他の含有物質の有無を含め詳しく調べている。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。