登校中の児童を車ではねてけがをさせ、逃げた疑いで、69歳の男が逮捕されました。現場は、事故が相次いでいて、住民が対策を求めていた場所でした。
過失運転傷害などの疑いで逮捕されたのは、福島市の派遣社員・菱沼正光容疑者(69)です。
菱沼容疑者は18日、福島市瀬上町の交差点で、横断歩道を渡っていた女子児童をはねてけがをさせ、逃げた疑いが持たれています。女子児童は、足に軽いけがをしました。
現場を取材すると、ある課題が見えてきました。
浦部智弘アナウンサー「ひき逃げのあった十字路交差点に来ています。ここは車通りも多く交通事故も多くなっています。こちらの家では車が壁に突っ込んだり、また、こちらの一時停止の標識は何度も立て直された跡があります」
現場に残る事故の跡。地元の町内会によりますと、この付近では、去年8月以降、少なくとも9件の事故が発生していて、県や警察に対策を求めてきました。
町内会長・八木澤剛さん「小学生が一日朝100人くらいは通りますので、30キロ制限にはなっているんですけどみなさんもっと出していると思います」
取り調べに対し、菱沼容疑者は容疑を認めていて、警察は逃走した経緯などを詳しく調べています。
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