12日夕方、札幌市豊平区の住宅で、20代の妹の顔を殴り、けがをさせたとして、27歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、新ひだか町静内旭町に住む27歳の自称・会社員の男です。
 この男は12日午後5時半すぎ、札幌市豊平区の20代の妹の自宅で、妹の顔を拳で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
 妹は、おでこの打撲などが確認されています。
 警察によりますと、男はテレビの音量などをめぐり、兄妹喧嘩になると、カッとなり、犯行に及んだとみられています。
 すぐに妹が「兄に顔を殴られた。『殺す』と言われた」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で男を逮捕しました。
 取り調べに対し、27歳の自称・会社員の男は「間違いありません。テレビの音量が原因で妹ともめた」と容疑を認める一方で「妹から先に手を出してきたから、私もやり返したのです」などと話しているということです。
 警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。

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