7日に投開票された東京都知事選について、島根県の丸山知事は、12日の定例会見で「世の中は石丸さんに注目が集まってますけど、注目すべきは蓮舫さんだ」と述べました。

過去最多56人が立候補した東京都知事選では、現職の小池百合子さんが当選。
これまでも小池都政に度々苦言を呈するなどしてきた丸山知事は…

島根県 丸山達也知事
「過密を緩和した方がいいんじゃないかって私は思いますけど小池都知事はそんなこと思われていないと思うのでそれを期待するのは難しいのかなと」

また、東京一極集中の是正を訴え、2位につけた広島県安芸高田市の元市長・石丸伸二さんに注目が集まっていますが、丸山知事は3位になった蓮舫さんに注目しているといいます。

島根県 丸山達也知事
「けっこう世の中では石丸さんに注目が集まっていますが、私は蓮舫さんにもっと注目すべきだと思っていて、3位になった蓮舫さんが選挙が終わっても、なおこれだけ理不尽なバッシングを受けているというのが一番特徴だと思います。」

「なぜ女性が勢いよく物事の問題点を力強く指摘するとそういうバッシングを受けるのか、これは本当に日本社会考えないといけない。私は女性への蔑視や差別に近いと思いますよ」

と、述べ、さらに蓮舫さんに注目したポイントとして…
「対立陣営の方々です。勝った側の人が負けた側の戦略がおかしいとかアドバイスしているように見えるけど、蓮舫さんって勝った側の人たちからするとものすごい警戒感、脅威なんだなと。蓮舫さんのスタイルを恐れていないとここまで一生懸命叩かないので」
と、性差別と蓮舫さんの存在の大きさが、一連のバッシングの背景にあると話しました。

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