兵庫県の斎藤知事の「パワハラ疑惑など」を告発した元幹部職員の男性が死亡したことを受けて、兵庫県の片山安孝副知事が、副知事を辞職する意向を知事に伝えていることが関係者への取材でわかりました。

片山副知事がこのことについて、12日午前11時からコメントを行います。その模様をライブ配信いたします。

疑惑をめぐって県議会は「百条委員会」を設置し、今月19日に元幹部職員の証人喚問を行う予定でした。

その矢先に死亡した幹部職員は自殺とみられ、県職員労働組合は10日「県政が停滞し、県民の信頼回復が望めない状況」などとして、辞職を含め責任ある対応を申し入れています。労組の申入書を受け取った片山副知事は「職員を代表する組織からの要望で重く受け止めたい」と話していました。

また、10日に斎藤知事は「県民の皆さんに申し訳なく思っている。大変重く受け止めている。百条委員会、第三者委員会の調査を通じて、信頼関係の再構築を進めていくことが大事だと思う。よりよい県政を進めていくことが責任であり、それを果たすために対応していく」と話していました。

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