今月10日から11日にかけて、北海道旭川市内のネットカフェで、代金を払うつもりもないのに、店を利用したとして33歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、旭川市豊岡4条7丁目の33歳の無職の男です。

男は、7月10日から11日までの間、旭川市永山7条4丁目にあるネットカフェで、代金を払う意思も能力もないのに店で料理などを注文し、利用代金4070円分相当のサービスを受けた疑いが持たれています。

警察によりますと、男は当時、他人のカードで支払おうとしたため、カードの所有者のスマートフォンに「カードが利用中」というメッセージが表示され、この所有者が不審に思い警察に通報しました。

そしてネットカフェに駆け付けた警察官が、男から事情を聴き、その場で逮捕しました。

取り調べに対し、33歳の無職の男は「お金を払うつもりもないのに、店員を欺いて個室ブースを利用した」と容疑を認め、「お金がないことは認識していて何か食べたかったし、漫画などで時間を潰すことが出来ると思って利用した」などと供述しているということです。

男が持っていたカードは、数日前に所有者が紛失した財布に入っていたものでした。

警察は、男が財布やカードを入手した経緯についても調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。