新潟市西区の新潟市立青山小学校で11日、“VR”を使った交通安全教室が開かれました。体験型の教室に子供達は大喜びで横断歩道の安全な渡り方を学んでいました。

小学6年生の児童59人が参加した交通安全教室のテーマは、楽しく学ぶ交通安全。
『交通安全危険予測シミュレータ』と名づけられたVRを用い、仮想現実の世界に再現した“横断歩道”を無事に渡れるかをチェックします。

児童たちは体験型のVRに大盛り上がり!
人の動きをカメラが感知。
手を挙げて周囲を確認して道路を渡る視野の広さが求められるなど、楽しく交通ルールを学ぶことができました。

「手を上げて、運転している方にも分かりやすくして『私は渡るよー』というのをアピールしながら安全に渡ろうと思いました」

新潟西署によりますと、2024年になってから新潟県内では、小学生が被害にあった交通事故が6月末の時点で38件発生し、重傷が14件あります。

【新潟西警察署交通課 秋山圭介課長】
「子どもたちには子どもたちにしかできない呼び掛けなどがあると思います。子どもたちに交通安全運動の楽しさを知って欲しいなと思いました」

6年生は来週、楽しく学んだ今日の内容を1年生に教えるそうです。
教えることができるということは、自分のモノになったということ。
“教え合う”という新たな形で、学校全体に交通安全教育が広がっていきます。

青山小学校は24日から夏休み。
交通ルールを守り楽しい夏休みにしてくださいね。

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