野球ファンや市民が熱望する北海道北広島市のボールパーク新駅。いよいよ今年の秋から工事が始まります。
金子将也記者
「球場からおよそ300メートル。目の前の場所にJR新駅が建設されます」
北広島市 上野正三市長
「将来にわたり持続可能な街づくりを進めていくためにも、本市にとっても大変重要なものと考えているところであります」
北広島市の上野市長とJR北海道の綿貫社長は、11日「北海道ボールパーク」の新駅の建設について、秋ごろに着工することを発表しました。
新駅は、球場からおよそ300メートルの距離にあり、徒歩4分で結ばれます。
11日は「幕開けの駅」をコンセプトにした駅舎のデザイン案も公表されました。
駅舎の内部は北広島市の木「カエデ」が使われ、利用客を温かく迎えます。
上下線の2つのホームを通路でつなぐ、3階建ての駅舎となります。
太田湧一朗記者
「JR新駅の周りには住宅街も広がり、駅にアクセスしやすくなる住民が多くいそうです」
新駅は、北広島市の要望で作る請願駅で、周辺整備を含めた総事業費およそ113億円のうち市は最大46億円を負担します。
新駅の名称はまだ未定で、開業は2028年の夏ごろを予定しています。
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