東海地方でクマの目撃情報が相次いでいます。まずは、クマに出合わないことが大切です。

■音の出るものを携帯する
鈴やラジオなどがない場合は、大きな声を出してください。クマに人間の存在を知らせて、近寄ってこないようにしましょう。

■クマの活動が活発な早朝や夕方の散歩を避ける
里山などの散策は早朝・夕方以外にしましょう。

■生ごみを放置しない
クマのえさ場になってしまうことがあるため、放置するのはやめましょう。

では、実際に出合ってしまったときにはどうするか。

■クマから目を離さず、ゆっくり後ずさりしながら離れる
背中を見せて走って逃げると、攻撃される可能性があります。

“うつ伏せになり、首の後ろで両手を組む”防御姿勢を

もし、クマが襲ってきたら…

■建物や車内に避難
■うつ伏せになり、首の後ろで両手を組む

ついつい出くわしてしまうと気が動転して、走って逃げた方がいいんじゃないかと思いがちですが、走っても逃げ切れません。

ツキノワグマの走るスピードを時速に換算すると約50キロ。
陸上100m世界記録保持者のウサイン・ボルトさんのスピードを時速に換算すると時速37.6キロなんですね。

人類最速を上回っているので、到底逃げられません。クマ避けスプレーなどの対策も有効だということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。