放課後等デイサービスなどを運営する長井市内のNPO法人が、利用実績を水増しし給付金およそ300万円を不正受給した問題で、県はきょう、施設に来月から半年間、新規利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。

行政処分を受けたのは、長井市のNPO法人「あゆむ」です。

県によりますと、「あゆむ」は市内で放課後等デイサービスを行う「あゆむ ZIBUN(ジブン) LABO(ラボ)」で去年2月から11月までの間、利用者5人の利用実績を水増して請求し、およそ304万円の給付金を不正に受け取っていたということです。

申請に必要な実績記録表は、利用者の保護者から預かっていた印鑑を使って作成していたということです。

県はきょう、「あゆむ」に対し来月から半年間の新規利用者の受け入れを停止する行政処分を行いました。

「あゆむ」では、水増しをした利用者5人のうち、3人は長井市に、2人は川西町に住んでいるということで、不正に請求した給付金は、それぞれの市と町に返還するということです。

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