岐阜県高山市の市場に、この時期としては数少ない秋の味覚、天然のマツタケが入荷しました。

高山市の公設地方卸売市場に入荷したのは、乗鞍岳のふもとで10日に採れたばかりのマツタケ10本で、長さ5センチから12センチほど、重さは475グラムです。

この時期に採れるマツタケは数が少なく、地元では「夏マツタケ」と呼ばれています。

早朝の市場に競り人の威勢のよい掛け声が響くと、わずか1分程で競り落とされ値段は例年並みの5万円でした。

(高山水産青果 古里淳朗さん)
「味も香りもいいですよ。今の時期でしたら土瓶蒸しかなんかでしょうね。ほんとに香りがして、やっぱり初物はいい」

高山水産青果によりますと、マツタケの初入荷は例年と比べると早く、入荷は天候次第で10月下旬まで続くということです。

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