東京労災病院の整形外科の副部長の男が業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、警視庁に逮捕されました。

▼収賄の疑いで逮捕されたのは、「東京労災病院」の医師で整形外科副部長の浅沼雄太容疑者(41)で、▼贈賄の疑いで逮捕された医療機器メーカーの前営業部長・小野田大容疑者(46)ら2人から、おととし、便宜をはかった見返りに現金あわせておよそ50万円の賄賂を受け取った疑いがもたれています。

警視庁によりますと、小野田容疑者の会社が販売する金属インプラントを浅沼容疑者が優先的に手術で使用する見返りに小野田容疑者らから現金を受け取っていたということです。

東京労災病院は独立行政法人「労働者健康安全機構」が運営していて、浅沼容疑者は「みなし公務員」に当たります。

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