福島県南相馬市で、屋根の工事の必要がないのに「修理しておいた方がいい」などとうそを言い、代金をだまし取ろうとした疑いで、埼玉県の会社役員の男が逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県新座市の会社役員・水瀬泉こと田島拓巳容疑者(23)です。

警察によりますと、田島容疑者は共犯者とともに、今年5月下旬ごろ、福島県南相馬市原町区の住人に、住宅の屋根に問題がないにもかかわらず「中の木が腐っています」「今のうちに修理しておいたほうがいいですよ」などとうそを言い、代金147万円あまりをだまし取ろうとした疑いが持たれています。住人が気づいたため、未遂に終わりました。

田島容疑者は、「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による被災地を狙ったリフォーム詐欺事件で中心的役割を担っていたとみられるということです。

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