各地で桜の見頃がピークに近づいている青森県。連日「お花見日和」が続いていますが、青森テレビでは今週、各地のサクラの状況をニュース内で中継でお伝えしています。18日は、津軽鉄道とサクラの競演が楽しめる五所川原市の「芦野公園」です。桜のトンネルは満開になっています！以下、小野寺紀帆アナウンサーの報告の全文です。
日没を迎え、暗くなり始め、淡いピンク色の淡い花びらが艶やかさを増しています。県内有数のサクラの名所・五所川原市の「芦野公園」は、ソメイヨシノを中心に1500本のサクラが咲き誇り、日の当たる場所はすでに満開になっています。
さて、ここ「芦野公園」の一番の見どころといえば『サクラ』と『津軽鉄道の列車』の競演です。今年は列車は別の形で話題になりました。それは…。大相撲春場所で新入幕優勝を果たした『尊富士関の化粧まわし』のデザインに採用されたから！
18日も、この『サクラ』と『列車』を一目見ようと多くの人が訪れていました―。
満開となった桜のトンネルの下を走り抜ける津軽鉄道。心が和む素敵な光景ですよね。桜のトンネルは先週末からの好天で開花が予想よりも2日ほど早く進んだため、なかにはスケジュールを前倒しにしてこの絶景を見に来たという人もいました。
愛知県から来た人は
「この風景そのものは、たまたま見たことがあったんだけど、今回はなんとなく行ってみようかなと思って。ここのサクラはみずみずしくてしっとりしていますね。花は北の方がいいですね」
そしてみなさん、この『化粧まわし』と、ご覧いただいた列車。1つ違いがあったんですが、気づきましたか？
それは『ヘッドマーク』なんですが、いま運行している列車は期間限定で「祝優勝 尊富士」と書かれているんです！地元はお祝いムードに今も包まれています。
「芦野公園」の桜のトンネルのライトアップは午後5時～午後9時まで行われています。一番の見ごろは今週末となりそうです。皆さんも公園に足を伸ばしてみてください。
「芦野公園」を会場にした「金木桜まつり」の開幕は29日ですが、その前の20日からは出店の営業が始まるということです。
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