寝苦しい夜が続いていますが、快適に眠れていますか?そんななか、注目される“リカバリーウェア”とは?

■何を着て寝ていますか? 古いTシャツ“パジャマ落ち”

街の人にどんな格好で寝ているか聞いてみると…

会社員50代女性「私は、短パンでTシャツです」
会社員50代男性「パンツ一丁にTシャツ一枚」
20代女性「Tシャツに短パンみたいな感じです。ライブのTシャツとかグッズとかを着ています」

多くの人から聞かれたのが…

50代主婦「Tシャツがヨレてきたりとか『こんなの外では着られないな』というのはパジャマにします」

こんな“呼び方”も…

20代男性「一軍ではなくなった服は、どんどんパジャマにしちゃうかな。“パジャマ落ち”」

会社員40代男性「スポーツをやっていて、スポーツウェアが多いということもあってですね、5年どころが10年くらい着てると思います」

長く使い込んだ洋服をパジャマにするのは快眠にとってアリなのでしょうか。

■“リカバリーウェア”に注目 着るだけで疲労回復が?

今、ある“パジャマ”が注目されているそうです。

ベネクス代表取締役CEO 中村太一さん「着用すると、疲労の回復をサポートするウェアになります」

その名も“リカバリーウェア”です。生地はメッシュで、伸ばすとストレッチ性も抜群です。特殊な繊維を使用することで遠赤外線の血行促進作用により体の“リカバリー”、つまり疲労回復などが期待できるといいます。

ベネクス代表取締役CEO 中村さん「クーラーをつけて寝る方、最近多いのかなと思っておりまして、着ると適温に体温が保たれるので良い睡眠をとっていただけます」

1着1万2100円からと、なかなかのお値段ですが、シリーズ累計180万着も売れているそうです。

■“リカバリーウェア”の寝心地は? 小笠原キャスターが自宅で着用…

小笠原亘キャスター:
今、注目されている“リカバリーウェア”。VENEXの「コンフォートクール メンズ(半袖1万2100円/パンツ1万2100円)」を実際に試してみました。

エアコンで室温26度にし、午後11時に就寝しました。いつも寝苦しくてかなり暴れるのですが、妻によると「機能はリラックスして寝ていたようです」と話していました。

ホラン千秋キャスター:
触り心地が軽いですね。

小笠原キャスター:
特殊な繊維で作られていて、肌の表面の熱を取ってくれるそうです。とにかく軽く、着ている感じもほとんどありませんでした。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
私は現役のときに夏用・冬用のリカバリーウェアを2パターンずつ買って、もう10年くらい使っています。現役のときは体がとても敏感だったので、伸縮性、通気性をはじめ、起きたときの疲労感が少し軽い感じがしました。飛行機などの長時間の移動の際にも着ていました。

■“10年Tシャツ”は快眠できる? 医師がおススメする理由

小笠原キャスター:
ユニクロの調査によりますと、Tシャツで寝る人は約7割で、そのうち35.1%が“10年モノ”を愛用しているそうです。つまり3人に1人は10年モノのTシャツが“パジャマ落ち”するということになります。

この“パジャマ落ち”ですが、「学校ジャージ系」「好きすぎてヨレヨレ系」と大きく2つに分かれるそうです。

井上貴博キャスター:
ヨレヨレになったものが着やすいというのがあります。

ホラン千秋キャスター:
パジャマとして整ったというのでしょうか。

小笠原キャスター:
ただ、少数派で「愛着ありすぎ!? 穴あきパジャマ」を着ている人もいました。ホランさんです。

ホランキャスター:
生地が二重になっているので、お尻は見えていません。大学生の時から着ているのでクタクタになってとてもいい感じです。

小笠原キャスター:
実は医学的に解明されているようです。東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長によりますと、快眠の3要素は「安全」「安心」「快適」だといいます。

梶本院長は「自宅で寝る=安全。10年Tシャツにはすごく安心感がある。おすすめです」ということです。

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