8月11日の山の日にあわせ白山に登ると表明していた石川県の馳浩知事は一転、登山を取りやめたことが明らかになりました。
馳知事は、7月3日に開かれた記者会見で、通信環境の整備を確認するため8月11日の山の日に合わせて白山に登る意向を示していました。
県の担当者によりますと、馳知事は、9月補正予算案に向けて能登半島地震で被災した自治体への視察や聞き取りなどのスケジュールを改めて確認したところ白山登山の日程を組むことが厳しくなったということです。
馳知事は、8日、県庁で開かれた会議で、8月の連休中は白山登山を取りやめ能登の仮設住宅や避難所を訪問する考えを明らかにしました。
馳知事は、おととし8月にも白山登山を行っていますが記録的な豪雨で足止めになった経緯があり、危機管理態勢を疑問視する声が上がっていました。
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