大島造船所が、おととし三菱重工から引き渡しを受けた香焼工場で建造していた一番船が完成し、9日、命名式が行われました。

大島造船所山口眞代表取締役社長
「大島造船所にとっては歴史的な船であります」


大島造船所が、香焼工場で一から作った初の船は「サイモナ イーグル」と命名されました。
去年7月から建造されていた「サイモナ イーグル」は全長196.8メートル、総トン数約3万6千トン。
一般的に穀物や木材などを運ぶ中型のばら積み貨物船です。


命名式には関係者や地域住民ら約200人が出席し完成を祝いました。


大島造船所山口眞代表取締役社長
「(香焼工場でも)経営目標の一つでもある自然環境を大切にして、それとの調和を目指して脱炭素あるいは省エネ、こういうことの事業活動もやっていければいいなと」
香焼工場では、今後年間3~4隻のばら積み貨物船の建造が予定されています。

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