農業の担い手不足解消を最新技術が後押しです。
山梨大学などが開発しているブドウの栽培を支援するロボットが初めて公開されました。



8日初めて公開された「ブドウ栽培支援ロボット」です。



自動で走行し、カメラやセンサー、AIを搭載していることで「房づくり」と余分な実を間引く「摘粒」「収穫の見極め」の三役をこなします。



8日は「摘粒」の実演が行われ、AIが検出した余分な粒をハサミ付きのアームで取り除く様子が披露されました。




ロボットの開発は山梨大学を中心とした共同事業体が2年前から取り組んでいて、会場ではメガネ型のモニターとAIを組み合わせた支援ツールの体験も行われました。

参加者:
「未来に向けてすばらしいと思う」
「(摘粒を)やったことがない人のいいガイドにはなると思う」



山梨大学 茅暁陽副学長:
「実用性があり生産者の役に立つものを作りたいので多くの人に来てもらってうれしい」

開発チームは参加したブドウ農家らの意見を踏まえて改良を進め、今年度中に成果をまとめる予定です。

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