広島と長崎に原爆が投下されてから8月で79年となるのを前に、核兵器の恐ろしさと平和の尊さを伝えるパネル展が6日、仙台で始まりました。
宮城県内に住む被爆者でつくる団体が毎年開催しているパネル展「原爆と人間」。
会場には、79年前に広島と長崎に原爆が投下された直後の様子を記録した写真や絵などおよそ120点が展示されています。
全身にやけどを負った祖父を看病する子どもたち。
仙台市に住む被爆者木村緋紗子さんの記憶を頼りに広島県の高校生が描いた絵です。
宮城県原爆被害者の会・木村緋紗子さん:
「もう再びこのような被爆者をつくってはならないということを訴えていきたい
訪れた小学生:
「これ以上、原爆による被害がなくなるといい」
子どもと訪れた母親:
「小学生の時に私も母に連れられて展示を見たのが記憶にあった。一度見ておく知っておくことは大事ではないか」
このパネル展は、青葉区の仙台福祉プラザで7日まで開かれています。
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