九州大学病院に侵入し銀歯1個を盗んだとして38歳の歯科医師の男が逮捕された事件で、男が、「100回位盗んだ。換金総額はおよそ3000万円になる」などと供述していることが新たにわかりました。
この事件は2023年8月福岡市東区の九大病院に侵入し、保管されていた治療用の銀歯1個を盗んだとして、福岡市中央区大手門に住む歯科医師の男が2024年4月に逮捕されたものです。
歯科医師の男は、2020年まで10年ほど九大病院に勤務していました。
歯科医師の男は、逮捕時の取り調べで容疑を認めていましたが、その後、「これで100回くらい銀歯を盗んだ。換金した総額はおよそ3000万円になると思う」などと供述していたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました
銀歯の主な材料となっている金銀パラジウム合金は、業者による買い取り価格が、高騰していて警察が余罪の裏付け捜査を進めています。
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