中国電力は、廃棄された太陽光パネルを再利用した発電所を開設することを明らかにしました。

中国電力と子会社の中電プラント、リサイクル業者の「こっこー」と「スナダ」の4社は先週、業務提携を結びました。

計画では「こっこー」と「スナダ」が、解体した事業所や住宅などから発電できる太陽光パネルを仕分けて回収し、中電プラントが買い取って発電所を建設。中国電力は電気を販売します。

まずは東広島市に220キロワット出力のリユース発電所を建設し、2027年度上期までの稼働を目指しています。

国の推計では2030年以降、使用済み太陽光パネルの廃棄が急増することが懸念されています。

中国電力は「それぞれの会社の強みを生かして、循環型社会の形成にチャレンジしたい」としています。

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