こども未来プロジェクト、今回は女子ソフトボールで初めての全国大会に出場する長野市のチームを紹介します。

長野市の篠ノ井西小学校で練習に励む二ツ柳・柳沢(ふたつやなぎ・やなぎさわ)少女ソフトボール。

11チームが出場した5月の県大会で結成40年にして初優勝。

決勝では昨年秋の新人戦優勝チームに勝ちました。

選手たちの帽子のつばには「優勝」の文字が。
県大会を前に、全員で書いたものです。

■キャプテン 小林芽生さん(6年)
「みんなで全国大会に行くぞっていう気持ちを入れて書きました。(チームの良さは)チームワークがいいところ。みんなが仲良しだというところです」

チームはコロナ禍もあって、2年前には6人にまで減り、存続の危機に。
それでも当時の4年生、今の6年生が選手集めに奔走し、今年は14人まで増えました。

チームの強みは、打撃。

ソフトボールの楽しさを知ってほしいという指導者の思いもあって、練習ではバッティングに多くの時間を割き、試合でもバントはほとんどしないといいます。

そして、チームが誇るエースは、ストレートとチェンジアップで長打を許しません。

■ピッチャー・西ひなたさん(6年)
「(うれしいのは)三者凡退で抑えたときです。勝ちにいく気持ちで投げています」

秋田県での全国大会は48チームが参加予定です。

■副キャプテン・髙木咲穂さん(6年)
「緊張したり強い相手がいて大変だったりもすると思うけれど、練習の成果をしっかり発揮して頑張りたいです」

7月末、チームワークで勝ち取った全国の舞台に挑みます。

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