リンゴのせん定した枝が原料の和紙で作った「ねぷたのカプセルトイ」が商品化され、新しい土産品として期待されています。

ミニチュアで再現されたのは2020年~2023年までの「弘前大学ねぷた」です。
リンゴのせん定した枝から作られた「りんご和紙」が使われています。

このカプセルトイは、弘前大学発ベンチャー企業の合同会社「美枝紙」が事業開始第1弾として企画・商品化しました。

ねぷた絵は、いずれも津軽伝統ねぷた絵師の聖龍院龍仙さんによるもので、2021年と22年のねぷたは、新型コロナによる中止や規模縮小があったため、今回が初公開です。

ねぷた絵の制作者 聖龍院龍仙さん
「足跡を残したいという思いで毎年描いてきて、こういう風になってびっくりしている。ただ小さいだけで、小さい中でもはっきりわかる」

カプセルトイは組み立て式で、出来上がりは高さ6.4cm、幅4.8cmで本物の大型ねぷたの125分の1ほどの大きさです。

合同会社美枝紙 山科則之代表社員
「全部カプセルの中に入れて持ち運べるので、カバンの中に入れてもつぶれない。お土産としてはけっこう手ごろな大きさだと思う」

価格は1650円で売れ行き次第ではほかの運行団体や弘前以外のねぷた、ねぶたの商品化にも取り組みたいとしています。

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