特殊詐欺の被害を防止しようと、富山県のJA高岡本店では、特殊詐欺の手口を紹介するチラシを待合室に設置しました。
この取り組みは、高岡警察署が県内独自で交付した「特殊詐欺等被害防止対策のための依頼書」に基づいたもので、警察が詐欺の情報などを発信する防犯メールの登録の推進や、広告によって詐欺の手口などを周知することなどが盛り込まれています。
高岡市ではことしに入ってから5月末までに特殊詐欺が50件発生していて、被害額は1億6000万円を超え、わずか5か月で去年1年間の件数に迫る勢いで増加しています。
JA高岡では、他にも液晶モニターでの注意喚起や窓口で特殊詐欺の防止を呼びかけます。
JA高岡金融部 伊東世志部長:「大切なお金をお預かりしておりますので、積極的にPRさせていただいて詐欺の未然防止に務めたいと思ってます」
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