長野県大町市の大町山岳博物館は5日、飼育している国の特別天然記念物ニホンライチョウのつがい2組が産んだ卵から、さらに4羽がふ化したと発表した。先に8羽がふ化しており、博物館で今年の繁殖期に誕生したひなは計12羽になった。9月中旬ごろ、長野県南部の中央アルプスに放つ計画。  博物館によると、4羽は3~4日に生まれた。つがい2組は(1)富山市ファミリーパークから来た雌と博物館生まれの雄(2)横浜市繁殖センターから来た雄と博物館生まれの雌。


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